ゼロ秒思考メモがネタ切れしたら試したい「4行日記×ゼロ秒思考メモ」
こんにちは。kaakikoです。
ゼロ秒思考メモを書いていて、ふとネタ(タイトル)に困ることはありませんか。
ゼロ秒思考メモの書き方として、よく「頭の中の言葉をそのまま紙に吐き出して」といわれますが、
「あの、そもそもその「頭の中の言葉」が何もないんですけど(;´Д`)!?」
という状態ってありますよね。そういうときは全くペンが進みません。
そこでお勧めしたいのが、
「4行日記」をゼロ秒思考メモで書いてみる
というものです。
これをやってみたら、シンプルに明日を迎えるのが楽しくなってくることに気づきました。あと、タイトルがすでに与えられているので、強制的にメモを書くことにもなります。
ゼロ秒思考メモを始めたはいいけど、タイトルやネタがなくてなかなか継続ができていないとお悩みの方はぜひご覧ください。
- 4行日記とは「なりたい自分に自然と近付く」ための手軽な方法
- 事実→発見→教訓→宣言の順番で4行日記を書く
- さっそくゼロ秒思考メモで4行日記を書いてみた
- ゼロ秒思考メモで4行日記を書いて学んだこと
- まとめ:ゼロ秒思考メモで4行日記を書く意義
4行日記とは「なりたい自分に自然と近付く」ための手軽な方法
4行日記は、教育学博士である小林恵智氏が開発した日記で、文字通り「4行で完結する」のですが、書く項目が予め決まっています。
「4行日記」とは、■事実、◆発見、●教訓、★宣言の4行で書く、あなたの「ありたい姿を実現する」ための日記です。
一日で最も印象的だった出来事や、そこから発見した事を書き続けることで、明日・一年後・3年後・5年後のご自身の「ありたい姿」に自然と近付くことが出来ます。
4行日記の実践者の声は以下の通り。
目標達成に対する情熱が爆発的に上がるみたいです。これはかなり魅力的。
でかい夢を前にしても怖気づくことなど決してなく、1歩1歩着実に近づいてやろうという情熱を持てるようになりました。困難な問題にぶち当たっても、地べたを張ってでも突破してやろうと思えるようになりました。ウンザリするような現実の中にいても、流れを変える方法を考えるようになりました。
2年に渡って自分の未来に対する「宣言」を積み重ねてきた4行日記の効なのかもしれません。
事実→発見→教訓→宣言の順番で4行日記を書く
4行日記では、書き出す項目の順番が決まっています。
書くべき内容がすでにフレームワークに落とし込まれていると、ゼロ秒思考メモが非常に書きやすいのでありがたいですね。
- 事実:今日1日すごした中で起こった客観的な事実
- 発見:事実をみて気づいたこと
- 教訓:発見をルール化したもの。自分にとっての原理原則を抽出するような感じ
- 宣言:なりたい自分像を、あたかも既になっているかのように現在完了進行形で宣言する
さっそくゼロ秒思考メモで4行日記を書いてみた
以下、4行日記になぞらえたゼロ秒思考の内容を公開していきます。
(それぞれ1分+α時間で書いています)
1.事実
Q.今日はどんな出来事があったか?
-今日はお客様に対して自信満々に訴求できた
-お客様が寡黙な人だったとしても、相手のペースに崩されなかった
-○○さん(実際は人名が入ってます)から「あのときkaakikoさんに背中を押してもらえて本当によかった」と言われた
2.発見
Q.そこからどんな気づきを得られたか?
-お客様の背中を押してあげることは、やっぱり正義だ
-私たちのビジネススクールに通って、人生が変わったことを喜んでいる
-人に恵まれて、これからも頑張っていこうという意欲にあふれていた
3.教訓
Q.そこからうまれる教訓は何か?
-相手の背中を押してあげることは正義だと認識する
-悩んでいるお客様をぐいっと導いていくことが正しいかどうかは、そのあとの行動次第
-それ自体は良いものでも悪いものでもない
-だから、自分が選んだ道を正解にしていく
4.宣言
Q.私は、どう宣言するか?
-私は、たくさんのお客様に人生の転換点を与える人になっている
-多くのお客様が、自分と出会えたことで人生が変わっている
-私は、たくさんの受講生から感謝されている
ゼロ秒思考メモで4行日記を書いて学んだこと
1つが、「自分の発言や行動が正解だったどうかは、その先の未来が決めること」だということです。
今回メモに出てきたお客様は、現在無事に弊社のビジネススクールを卒業した方なのですが、参加当時は「どこまで成長できるか不安」とか「支払いをし続けられるか不安」、そして「他の専門学校とダブルスクールをする予定なので、講義に通い続けられるかどうか分らない」と、さまざまな不安でいっぱいになっていた方でした。
それでも彼女にあきらめてほしくなかった私は、通常の4倍以上の時間をかけながら、講義参加を前向きに考えてもらえるように何度も説得しました。そのときのやり取りは、1年以上経過した現時点でも鮮明に覚えています。
商談の場でNOと言っている相手をYESに導くことは、一歩間違えると「押し売り」になりかねません。そのため、営業マンの多くは、「押し売りになるんじゃないか」とビビってしまい、お客様がNOを言うとなかなか強く出れません。
しかし、お客様に対して一歩も引かずに粘って果たしてよかったのかどうかは、その行為だけでは判断できません。結局その後お客様が何を得られるのかによって判断されます。
したがって、あえて語弊を恐れずにいえば、商談の場で強引にYESに導いても、契約成立後にめちゃくちゃ価値が高い便益を提供できれば、お客様は「あのとき背中を押してくれてよかった」という見方になります。
ゼロ秒思考メモを書いてこのような教訓を得たことで、「もっとお客様に自信もって訴求していこう!」という自信をもつこともできました。また、粘り強くお客様の不安に付き合うことも、もっと正々堂々とやっていこうと思えるようになりました。
もう1つの気づきは、最後に宣言したことによって、これから本当にそうなっていくんじゃないかという予感がしたことです。
よく「目標は紙に書きだそう」と言われますが、言葉には魂がこもっているので、未来の自分に向かって文字で宣言するだけで、「よしやっていこう!」というエネルギーがふつふつわいてきました。
また、明日1日はこの未来のために頑張るんだ、という意味付けもできるので、さらにモチベーションが上がります。
まとめ:ゼロ秒思考メモで4行日記を書く意義
今回は、ゼロ秒思考メモのタイトルが思い浮かばなかったときに、強制的に書く方法として4行日記をご紹介しました。
4行日記は自分にエネルギーを与えてくれるツールですし、書く項目と順番が決まっているので、強制的にメモを書くきっかけとしてもうってつけです。
ちなみに、本来の4行日記は各項目をそれぞれ1行で書き出すのですが、それをあえてゼロ秒思考メモで行うメリットは、
- 考え込まずにすむ
- 書いているうちに次の項目に入れるべき内容が自然と思い浮かぶ
- 自分の本音が引き出されやすい
という点が大きいと思います。
まあ、そこまで認識していなくても、ゼロ秒思考メモに慣れている人であれば、自然とメモ書きしてしまうと思いますが。
ゼロ秒思考メモのタイトルに詰まってしまった方は、ぜひ一度お試しください!