【思考スピード爆上げ】通勤電車を「精神と時の部屋」に変える3つのヒント
こんにちは、kaakikoです。
今回は「通勤時間を有効活用することで思考力が上がり、『精神と時の部屋』よろしく時間がめちゃくちゃ短く感じるようになる」という話をしたいと思います。
社会人になると、毎朝晩通勤電車に乗ると思います。私は片道30分程度で、往復すると1日あたり1時間電車に乗り続けていることになります。
人によっては、もっと長い方もいるでしょう。
で、最近気づいたのですが、この通勤電車の時間って意外に馬鹿にできないなと思うんですね。なぜなら、1日分はたかだか1時間ですが、1週間(稼働日は実質5日)でみるともう5時間になります。
この5時間って、忙しい私たち社会人からすると、死ぬほど貴重な時間ですよね。映画だったら2本は見れます。資料作成も読書も5時間あったらかなり捗りますよね。
にもかかわらず、私は電車に乗ると、ついつい漫画を見たりゲームをやったりと、個人的には生産性ゼロと感じることに時間を費やしていました。
非常にもったいない。。。!ということで、通勤電車に乗っている時間をもっと有効活用できる方法を試行錯誤していたのですが、時間に対する考え方と行動をちょっと変えることで、思考スピードがめちゃくちゃ上がることに気づいたのです。
相当集中しているので、体感的にはあっという間に目的地に着いていることになります。まさに、ドラゴンボールでいうところの『精神と時の部屋』に入ったような感じです。なので、電車から降りたあともテンションがちょっと高かったりします。
電車に乗っている時間が長くてつまらない、という方は是非ご覧ください。
時間を何のために使うのかを「決める」
前提としてまずお伝えしたいのは、時間をなんとなく使うのではなく、自分の意志によって「この時間は〇〇タイムにする」と決めてしまいましょうということです。
私には「空き時間を無目的に使ってしまう」という悪い癖がありました。
例えば電車に乗ると条件反射的に漫画ページを開いたり、SNSのタイムラインをボーッと眺めていました。
なんでそうするの?と聞いても「なんとなく。」としかいいようのない時間でした。
だから、その時間から何かを得たり、変化が生じたことはありませんでした。
ゲームでも漫画でも、それ自体がダメというわけではありません。ストレス解消になりますし、それらから気づきを得ることだって十分にあります。
一番よくないのは「何のためなのか自分で分かっていない時間を使う」ことです。
ピントがぼやけたカメラを使ってもぼやけた風景しか映らないのと同じで、狙いがぼやけた時間を過ごしてもあいまいな結果しか得られません。
一方、「時間の使い方を決める」人は、自分が得たいものが明確です。
- この10分間は体をリラックスさせる時間にしよう→リラックスした感情を得たい
- この30分間は資料を仕上げる時間にしよう→情報が過不足なく入った資料を得たい
- この1時間はブログを書いて自分の経験を整理する時間にしよう→自分の経験を整理して形に残したい
というような感じですね。
私たちの脳は不思議と、得たいものが明確になるとそれを得るために集中するという習性をもちます。なので、集中力も必然的に高まります。集中力が上がると、思考スピードも必然的に速くなります。
単位時間あたりの思考スピードを上げるためには、「今何のためにこの時間を使うのか」を先に決めておきましょう。
通勤電車内の時間はアウトプットに徹する
では、通勤電車に乗っている時間は何の時間にするのか?
おすすめは「アウトプットをしまくる時間」にすることです。
この場合のアウトプットとは「言葉を生み出す」、つまり文字を書くということですね。
例えば、
- 手帳に1日のスケジュールを書き込む
- 今考えたことをノートに書き込む
- 本を読んで感じたことを書き込む
という感じです。
私たちは、何かをインプットするよりもアウトプットしているほうが遥かに脳に負担がかかります。例えば、本を読むという行為と、その本から得られた気づきを自分なりの言葉にまとめ直す行為とでは、後者のほうが圧倒的に大変ですよね。
だからこそ、アウトプットの時間を意図的に設けることで脳に適度な負担がかかり、結果的に思考スピードが上がっていきます。
さらに言うと、電車の時間は数分~数十分という短い時間に限定されています。よく「テスト前夜はいつもの倍くらい集中できた」という話がありますが、与えられた時間が短いほど集中力が研ぎ澄まされ、思考スピードが上がります。
そう考えると、毎日乗る通勤電車は、集中力を上げる条件が整っているといえる環境です。だからこそ、それに乗っている時間を「アウトプットタイム」と決めることで、体感時間が何倍にもなる「精神と時の部屋」状態を再現できるのです。
帰りの電車内で1日の振り返りをやる
では、電車内でどんなアウトプットをするのか。
おすすめは「1日の振り返りをやる」です。
例えば、
- 今日仕事で書いたノートを見直し、そこから考えたことや気づきを書き出す
- 今日得た情報のうち、疑問に感じたことや考えたことを書き出す
- 今日やってみてうまくいったこと、失敗したことを思い出して書き出す
- 明日につなげること、ルール化できることを書き出す
という感じです。
朝は満員すぎて、たぶん何かを書く余地はないでしょう。
しかし夜であれば、手帳とペンを取り出す余地は多少なりともあります。
なので、まずは帰りの電車やってみました。
ちなみに、バッグを背負っていると人にぶつかられるので、アウトプットに集中しているときはバッグを床に置いておきました。
これを試しに1週間ほどやってみたのですが、今までぼーっと電車に乗っていたときよりも100倍くらい、濃密な時間が過ごせました。例えば、
- コカコーラのボトルに自分の名前が入っているとつい買いたくなる。→一般向け商品が自分だけの特殊な商品に変わると、一気に価値が上がるということ?
- 現在のPCウイルスは非常に巧妙になっている。感染されないように注意すると同時に、感染されたことにいち早く気づく仕組みづくりが重要である→人間も同じ。メンタルがへこむことは避けられないが、へこんだ時に素早くそれを察知し回復させる術を身につけていくほうが、ポジティブさが保たれるのでは?
というように、今日1日を通じて得た情報や事実を回想して、そこから自分なりの気づきをどんどん生み出すことができました。
そして気づいたら「もう目的地だ」という感じでした。自分でもびっくりです。。。
このように、帰りの電車時間を「1日を振り返ってひたすら言語化する」と決めると、めちゃくちゃ思考スピードが上がります。めちゃくちゃおすすめです。
まとめ:通勤電車時間は黄金タイムである
今回は、ただ長くてつまらないだけの通勤時間を、思考スピードを爆上げさせる黄金タイムに変える方法についてお伝えしました。
最後にまとめると、
- 時間の使い方を自ら決めるというスタンスに立つ
- 電車内ではアウトプットに徹する
- 帰りの電車内を1日の振り返り時間にする
という点を踏まえていただければ、思考スピードはみるみる上がります。
電車に乗るのが楽しみになるはず♪ ぜひやってみてくださいネ^▽^ノ
それではまた今度~♪