「メンタル」のゼロ秒思考メモを5ヶ月分見返した感想を正直に告白する
こんにちは。kaakikoです。
赤羽さんの「ゼロ秒思考メモ」に感銘を受けて、さっそくメモを書いた人も大勢いると思います。
ゼロ秒思考メモを書いたら、その日のうちに関連フォルダに投げ込んで分類し、3か月ごとに見返すことが重要です。
ただし、自分の成長過程を確認するためにも、3か月に1度さっと見るとよい。(略)毎日10ページ、3か月書くと、900ページ、それを一覧するとものすごい達成感がある。
出典:ゼロ秒思考(赤羽雄二著)
kaakikoは2018年4月からゼロ秒思考メモを再開し、この記事を書いている現時点で5ヶ月経過しているので、節目として「メンタル」(日々生活している中で感じた感情や、愚痴について吐き出しているメモ)のフォルダ内を見返してみました。
5ヶ月前からさかのぼって振り返っていくと、良くも悪くもいろいろな意味で気づきを得られます。
そこで今回は、「メンタル」フォルダ内の過去メモを見て気づいたことを、正直に紹介していきます。
ゼロ秒思考メモがなかなか継続できていない方は、僭越ながら参考にしていただければと思います。
どんな文脈で書いたゼロ秒思考メモか覚えていない
読み返して最初に感じたのは、「なぜこのメモを書こうと思ったのか」をあまり覚えていないことです。
たとえば、2018年4月12日に書いた以下のメモは、
ちょっとキツく言い過ぎたかな?
-ラインだとどうしてもキツくなってしまうのは分かる
-でも正直顔を突き合わせて話をしたくないと思う
-そうすると、話す機会を失ってしまう
-なので、ラインで話をせざるをえないと思ってしまう
という内容ですが、いったいだれに対してどんなラインをしたのか全く思い出せません。。。むしろ、メモの内容をどこか他人ごとのように感じてしまうくらいでした。
しかし、メモの枚数は他のフォルダに比べて圧倒的に多いので、自分はこんなに悩んでいたんだと驚いたことが率直な感想です。
メモで見えてきた、気持ちをゆるがす2大要因
メモの内容をざっくり分類すると、大きく2種類に分けられました。
・嫉妬
・文句
嫉妬は、おもに職場の優秀な同僚に対して向けられたものです。
営業数字を争っている同僚に対して嫉妬したり、上司や先輩にかわいがられている優秀な後輩を見て、なんとも落ち着かない気持ちになっていたようです。
文句は、人間関係があまり良くない特定の人に対して向けられています。相手に対して、逐一「○○のこういう言動が理解が出来ない」とゼロ秒思考メモでボヤいていました。
深堀りメモと多面的なメモをあまりやっていない
心がざわついたことをそのまま書けているのはいいと思いますが、ただ書きなぐるだけで深堀りメモと多面的メモを書いておらず、あまり問題解決につながっていないという印象を受けました。
メモによっては、1ページに書いた4~6行それぞれをタイトルとして、さらに4~6ページのメモを書くと考えが非常に深まり、整理される。内容が一段も二段も濃くなって、いっそうすっきりする。
(略)
深堀りに加え、1つの重要なテーマに対しては、1ページだけではなくいろいろな角度から多くのページを書くと、視野が大きく広がるのでお勧めしている。
頭がよりよく整理され、感情的な内容もかなり冷静になって判断できるようになる。
次にメモを書くときは、意図的に多角的かつ深堀りメモを書くように意識していきたいと思います。
先延ばしをやめると、気持ちが明るくなる
ネガティブな感情は今でも、仕事でミスをしたり成績が落ち込んだりして余裕がなくなると生じてきます。しかし、メモに書くほど強く感じることもだんだんなくなってきたように思います。
なぜネガティブ感情が減ってきたかというと、おそらくタスクをすぐやるようにしたからと思っています。
以下は、ゼロ秒思考メモの内容をツイートしたものです。
質問や依頼に対して、ゼロ秒思考の要領で即座に返すと、仕事が溜まらなくなって楽しい。
— @Kaakiko (@kaakiko) 2018年8月28日
家事や仕事などのタスクを「やるべきことを今すぐやる、今日中に完了させる」がいつしか当たり前になってきたが、実に気持ちいい。「あ、あれはもう終わってるー🎵」と思うと心に余裕が生まれる。以前感じていた「あれもこれもまだ終わってない。。」という倦怠感ははぼゼロになった。
— @Kaakiko (@kaakiko) 2018年8月28日
仕事とは全てゼロ秒思考を実施する場だと思う。メモは書かなくても、質問に対して即座に答えるという意味では本質は同じ。
— @Kaakiko (@kaakiko) 2018年8月29日
そこに気づいてからは、仕事が一気に楽しくなってきた
8月ごろから、メモは書かなくても、仕事するときにゼロ秒思考メモの要領(質問に対して即座に答えを言語化する)で着手するようにしています。
その結果、以前であれば「あーあれまだやってないわ」と倦怠感に陥って、結局やらされ感満載で行動していたことも、自分から率先してとんでもなく前倒しでアウトプットにするだけで楽しくなることを感じています。
まとめ:軌跡をたどることで達成感を得られる
日々ゼロ秒思考メモを書くだけではなく、自分の描いてきた軌跡を見返すことで、自分に足りないものや進歩など、非常に大きな気付きを得られるようになります。
また、メモを描いた文脈は忘れても、メモの存在自体が「自分はこれだけの思考を蓄積してきたんだ」と達成感を与えてくれます。その達成感が「次も頑張ろう」というエネルギーにつながっていきます。
ぜひ、ゼロ秒思考メモをコツコツ楽しく継続していきましょう!