「変われない」は単なる思いこみ!あなたの人生が変わる4つの思考法
こんにちは。kaakikoです。
「最近思うように成長できていない」と頭打ち感を感じることはありませんか?
もしそうであれば、今回はこの記事を読んでみて下さい。
読む時間は約5分ですが、読み終わった後「まだまだ自分も捨てたものじゃない」と思ってもらえるはずです。
私の職場には、エースと呼ばれている後輩がいます。
彼は新卒で入社してからわずか半年でトップセールスをとり、過去のトップセールス記録を塗り替えました。
その後、3年目までの間で合計トップセールスを5回獲得し、さらに2年目の半ばからは、社長が推進している新規サービス開発の開発リーダーにも抜擢しています。
普段の会話でも説得力のある発言をするので、先輩である私が聴いていてもはっとさせられることが多いです。
また、周囲で何か問題があったときに10歳上の先輩から相談されていることもよくあります。
名前を仮にBくんとしましょう。
Bくんは、外から見ると「あいつはすごい」「自分と違う」と羨ましがられちです。しかし、彼と他の社員とでは、頭の回転速度が著しく異なるわけでも、先天的な性格や気質に180度差があるわけでもありません。
最も異なる点は、仕事に対するマインドセットなのです。マインドセットがしっかりしているので結果を出し続けることができるのです。
今回は、そんなBくんが実践している「急成長する人が持っているマインドセットの特徴」を4点に絞ってご紹介します。
今からでもマネできる箇所はたくさんありますので、「最近あまり成長を実感できず、もやもやしている」と感じている中堅・ベテランの方はぜひお読みください。
①正しくやれば結果は必ずついてくる
「当たり前じゃん!」と思った方!!!
まだページを閉じないでください 笑
一見当たり前のように感じますが、成長が遅い人や自己肯定感が低い人は、実は心の奥底でこの事実を信じていません。信じていないので、うまくいかないことが続いたときに「やっぱり自分は出来ない人だ」と落ち込んだり、思考停止しがちです。
例えば、私が仕事で接するお客様のなかでも、学生時代からコミュニケーションで悩んでいたりすると、自分の先天的な要素(家庭環境、性格など)のせいにして「今さら自分を変えるなんてできないのでは」と悲観する方がたまにいます。
一方Bくんは、「いや、正しくやればあとから結果はついてきますよ。今うまくいっていないのはやり方に問題があるからじゃないですか」と当たり前のように言います。商談NGが何連続続こうが、上司に怒られようが、このマインドセットは揺らいでいません。もはや彼の信念といってもいいくらいです。
このように、成長して自分を変えられる人と停滞する人は、そもそも前提をどこにおいているのか?というマインドセットに一番の差があります。マインドセットを変えない限り、仮にいくら知識や方法論を集めたところで「あ、それもう知ってます(やってませんけどw)」となりがちです。
実際、私の上司(事業部長)も、「上に行ける人は、結局マインドセットがしっかりしているんだよねー」とよく言います。
私の会社がやっているビジネススクールの受講生をみても、受講開始後2か月目でトップセールスをとるなど劇的に成長する方には、「マインドセットの変化」が必ず共通してみられます。
なので、もし読者の皆さんが今現在、
- 仕事を長くやっているのに成長している実感を感じない。
- 本はたくさん読んでいるけれども、行動が変わっていない。
- 学習速度や上達スピードがいつも遅いことにコンプレックスを持っている。
②成功するのは当たり前、失敗するほうが珍しい
私は営業をしているのですが、社内で成約率に対する常識観があります。Bくんの場合は、成約率に対するマインドセットが普通の社員とは正反対なのです。
例えば、成約率の常識観が33.3%(3人の新規顧客のうち、1人は成約できる)の場合、ふつうの社員は「3人来たらそのうち1人は契約になるよね」というマインドセットをします。
しかしBくんは、「3人来たら、1人外す」というマインドセットをします。つまり、商談が失敗する方が珍しいとみなしています。そのマインドセットがブレていません。
失敗が重なった時も、
「自分はこれまで2年も営業やってきて売上もたくさん書いてきたし、トップセールスもとっている。そんな自分が、たった1人のお客様(しかもニーズが強い人)の力になれないわけない」
と、出来る理由を一生懸命探しています。
これも結局は、前提をどちらに置いているかの差です。
私たち人間は、何を「当たり前」とみなすかによって、行動や成長速度など全てが180度変わります。
弊社の社長もよくいうことですが、「失敗するのが当たり前」という前提だと、失敗したときに「まあよくあることだよね」ととらえてしまい、改善のための工夫をしなくなる傾向にあります。なぜならば、何もおかしなことが起きていないからです。
逆に、「失敗するのは稀」という前提を持っていると、失敗したら「異常事態が発生した」になります。ありえないことが起きているから「なんとかしよう」という発想になり、打開するための知恵や工夫が生まれていきます。
例えば、私をはじめ多くの営業マンは、営業で連続NGが続くと、だんだん断られるのが当たり前というマインドセットにおかされていきます。なので、お客様から商談キャンセルの電話があったときに、弱気な声であっさりとキャンセルを承知します。そして、電話が終わったとに自分の営業の一体何がまずかったのか、じっくり振り返ることはありません。
しかし、Bくんの場合は、行動が全く違います。ひとたびお客様からキャンセルをもらうと、多忙な上司をつかまえて、「なぜNGになってしまったのか、どうすればよかったのか」と夜の11時くらいまでずっとディスカッションしていたりします。それくらい、彼の中では「失敗はありえないこと」という常識観が強いのです。だからこそ、失敗したら人よりも考えて行動し、次につなげようとしていきます。
③失敗しても、部分的に上手くいっている箇所を見つけてブラさない
失敗すると、たまに「全部だめだった」と全否定する人がいます。「あれがよくない、これがよくない」と課題点にばかり着目してしまうのです。私もよくやりがちでした。
しかしBくんの場合は、仮に結果的に失敗したとしても、部分的に良かったところを必ず見つけています。
例えば、営業であれば「出会って最初の雰囲気はだめだったけど、プレゼンテーションの脚本は良かったよね」としっかり切り分けて考えます。そして、良かったと評価した箇所は変えずに、次の商談でも同じように実践します。
そんな彼の口癖は、「失敗したときはたまたま下手だっただけ、あとは全部成功している」です。
成績が安定しない人や成長が遅い人は、失敗が続くと自分を全否定して、部分的に良かったところまで一緒に変えてしまいます。
なので、どんどんドツボにハマってしまいがちなのです。
④PDCAサイクルを回そうとする
Bくんはよく、「出来るかどうかは重要じゃない。やるかどうかが大切。やってみないと分からないから、やらない選択肢はない。上手くいかないときは下手なだけなので、練習すればいい」と言います。
そんなBくんは、どんな仕事をするにしても、必ず彼なりの狙い(テーマ)を予め決めています。そのうえで「こうやってみたらどうなるか?」と実験を繰り返しているのです。
いわゆる「PDCAサイクルを回す」ということを、かなり地道に行っています。
例えば商談であれば、お客様に会う前に「前回の商談ではアイスブレークが上手くできなかったから、今回は出会って5分でジョークを言って笑わせよう」と狙いを絞ってから商談に入ります。
そして商談中は、事前に決めた狙いを達成するために彼なりに言い方や質問の振り方などをいろいろ試してアイスブレークしていきます。
商談が終わると、「ああこういうノリで質問したら、やっぱり狙い通り話しやすい雰囲気を作れた」「狙いが外れた。どこの前提がずれていたのか?」と、狙った箇所に沿って振り返ります。
このように、振り返るべきポイントを明確に限定して実験し、その結果から学びを得て次につなげているのです。
しかし、成長が遅い人はPDCAを回そうとしていません。
テーマも狙いを決めず、常に出たとこ勝負で仕事に臨むので、その時々の相手の反応に左右されてしまいます。
それでも、「良かった」「悪かった」と振り返ることはできますし、実際多くの人は、振り返り自体はするでしょう。
しかし、振り返る基準を事前に明確に決めている人はほとんどいないように思います。1つの経験を分析する切り口は無数にあるので、何を振り返りたいのかが絞り切れていないと適切に分析できず、次につなげることができません。
まとめ
ここまで4つのマインドセットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
①正しくやれば結果は後からついてくる
②成功するのは当たり前、失敗するほうが珍しい
③失敗しても、部分的にうまくいっている箇所を見つけてブラさない
④PDCAサイクルを回そうとする
どれも「そら大事っしょ?」といえるものじゃありませんか?
私が思うに、周りから見てすごい人って、人が全く想像もしないような特別なことばかりやっているわけではないと思うのです。
むしろ、実はBくんのように「みんな知っているけどみんな徹底していないこと」を実直にブレずにやり抜いている、というところが一番の差別要因になっているような気がします。
そう考えると、周りを圧倒する仕事をするのは、さほど難しいことではないように思います。
ぜひ、皆さんも明日の仕事からマインドセットを意識して、ハイスピードな成長をしていきましょう!
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