成長スピードが異次元レベルで速い後輩に見られる5つの特徴
みなさんこんにちは。kaakikoです。
私の職場には、入社してから2年目で先輩をゴボウ抜きした後輩がいます。
私の1つ年下ですが、経歴がめちゃくちゃすごい。
1年目のとき、彼は同期の女の子に3倍差の成績をつけられて、成約率が最底辺でした。
しかし、彼はそこであきらめずに猛努力をしました。そして、2年目の春にトップセールスをとり、同じ年の秋には主任になっていました。さらにそこから1年経たないうちに係長になり、それ以降ずっと新人教育を受け持って活躍しています。
中には十数年目にしてようやく昇格する人もいる中、彼はこのように異例のスピードで出世街道を駆け上がりました。
そんな彼には、他の社員と明らかに違う特徴があります。
名前を仮にAくんとしましょう。
Aくんが他の社員と異なる点を大きく5つにまとめてみたので、「誰よりも早く成長したい」と考えている若手の方はぜひお読みください。
- 特徴1:ノートの中身や板書がめちゃくちゃ綺麗に整理されている
- 特徴2:挨拶の仕方がとても丁寧で、好感が持てる
- 特徴3:突発的な会話でも、雰囲気が非常に良い
- 特徴4:穏やかな声をキープしている
- 特徴5:何かにつけてポジティブなリアクションを徹底している
- まとめ
特徴1:ノートの中身や板書がめちゃくちゃ綺麗に整理されている
Aくんのノートや板書は、予備校の先生顔負けに大変美しく整理されています。
どういう意味かというと、字が綺麗というのもそうなんですが、それ以上に図や矢印を使いこなしていたり、情報を階層に分けていたりします。使用する色にもすべて意味があり、とにかくパッとみたときに「何が大事なポイントなのか」「なにが結論なのか」「なぜその結論に至ったのか」が一目で分かるようになっています。
特徴2:挨拶の仕方がとても丁寧で、好感が持てる
Aくんは、挨拶が非常に折り目正しいです。
私は彼と違うチームにいるので、本来は挨拶をしなくてもいいのですが、Aくんは帰るときに必ず「kaakikoさん、お先に失礼します」とこちらの名前を呼んで、自分から声をかけています。その時も必ず笑顔で、私に対してしっかりとアイコンタクトをとっています。
しかし、その他の後輩だと、挨拶するときにたまにこちらと目を合わせていなかったり、無表情だったりボソボソ言っていたりします。
それに比べて彼は、ブレがない。常に丁寧な姿勢を崩しません。ここがすごいです。
特徴3:突発的な会話でも、雰囲気が非常に良い
以前、Aくんが他部署の人の報告を受けているときに、緊急の用件があったので話しかけようとしたことがあります。そのとき、彼は私の視線を察してすぐ笑顔になって「どうされました?」と自ら聞いてくれました。本来は忙しくてそれどころではなかったはずにも関わらず、感じの良い雰囲気を崩していないのはさすがだと思います。
また、急にばったり会った時もそうです。先日お昼休みにエレベーターを待っていたのですが、すぐ目の前のエレベーターの扉が開いた瞬間にAくんが出てきました。その際も「お疲れ様です」とまっ先に笑顔で声をかけてくれました。
Aくんは、このように小さな対応で手を抜きません。良い意味で隙がないです。
ちなみに、Aくなはもともとそういう人だったのかというと、そうでもないそうです。たとえば表情一つとっても、入社した当初はあまりにも無表情過ぎて、上司からもあきれられていたくらいでした。その彼が、今ではいつ会っても笑顔をキープできるようになったのです。その裏には、たゆまぬ努力があったのでしょう。
特徴4:穏やかな声をキープしている
歴史的名著である「人を動かす」にも書いてありますが、相手と良好な人間関係を構築する際は、穏やかに話すことが重要です。頭ではみんなこの点を理解しているとは思いますが、実際に徹底している人はほとんどいません。
しかしAくんは、本当に徹底しています。電話でしゃべっているときも飲み会で雑談しているときも、もちろんお客様対応中も常に穏やかな話し方をキープしています。ゆっくりめのスピード、落ち着いた低めのトーンで話しているので、年上からも異性からもモテています。
特徴5:何かにつけてポジティブなリアクションを徹底している
彼は、ネガティブな言葉をほとんど使いません。普通の人であればネガティブなリアクションをしてしまいがちなところを、彼は上手にポジティブに変換しています。
先日、こんなやり取りがありました。
Aくんの部下が、珍しく上司(Aくん)のフォローなしに独力で売上を書いたときのことです。
1人の先輩社員(お調子者で社内の人気者です)が冗談交じりで、「1人で全部やったの?じゃあ契約が反故になるね~笑」と言いました。それに対してその部下は、少なからずショックを受けていました。なので、彼はAくんが戻ってきたときに、その先輩がいる前で「先輩から切れるかもよって言われたんです」と報告していました。
Aくんはそこで先輩を責めたり語気を荒げることなく、「大丈夫、その時は悔しすぎて3倍返しできるから」とサラッと言ってのけたのです。
何がすごいかって、普通だったらイラッとするに違いないこの状況で、「それってチャンスだよね」とポジティブに返せたことです。すごい。まじですごい。
まとめ
ここまで5つの特徴を挙げてきましたが、いかがでしたでしょうか。
どれも「そら大事っしょ?」といえるものじゃありませんか?
私が思うに、周りから見てすごい人って、人が全く想像もしないような特別なことばかりやっているわけではないと思うのです。むしろ、実はAくんのように「みんな知っているけどみんな徹底していないこと」を実直にブレずにやり抜いている、というところが一番の差別要因になっているような気がします。そういう意味で言うと、周りを圧倒する仕事をするのは難しいことではないように思います。
ぜひ、皆さんも明日の仕事から「当たり前のことを徹底してやる」ということをやってハイスピードな成長をしていきましょう!