職場で良好な人間関係を築くのって、実はそんなに難しくない
こんにちは。kaakikoです。
職場の人間関係って、仕事のパフォーマンスやモチベーションに大きな影響を与える因子ですよね。
私がまだ20代中盤だったころは先輩や上司との関係性がとても悪くて、毎日会社に行くのが憂鬱でした。飲み会に自分だけ呼ばれなかったり、ランチに行くときも自分だけ誘われないこともよくありました。
「どうして自分は嫌われているんだろう?」と、家に帰ってもずっと心の中でもやもやしていました。
そこで今回は、職場の人間関係を良好にするポイントについて紹介していきます。
小さなポイントをしっかり押さえることによって、今の職場では非常に居心地の良い関係性をつくることができました。
人間関係を築くのはさほど難しいことではなく、小さな当たり前のことを習慣化していけば十分うまくやっていけます。
- 感じ良く挨拶をする
- 話しかけられたら感じ良く返事する
- 何かやってもらったらその都度感謝の言葉を伝える
- 相手の良いところを見る
- 仕事で結果を出す
- まとめ:職場の人間関係を良好にできれば、どこでもやっていける
感じ良く挨拶をする
まずは挨拶ですね。以前の私は、上司だけに挨拶をしていました。
しかし、挨拶の声が小さく、目をそらしていましたね。
そんな挨拶をされたら、誰だって感じ悪いと思います。
芸能界でも、挨拶が出来ない芸人は嫌われるようです。
オリラジ中田、態度の悪さ暴露され… テレビ関係者から「扱いづらい」の声も
オリエンタルラジオの中田敦彦が、先輩芸人・スリムクラブの2人に、態度の悪さを暴露されてしまった。
7月29日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演したスリムクラブは司会の上沼恵美子から嫌いな芸人を聞かれ、しばらく迷っていたが、真栄田賢が、「後輩のオリラジのあっちゃん」と告白。理由は「あっちゃんから挨拶してくれないから」とのこと。
「オリラジはスリムクラブの後輩です。しかし毎回、向こうからの挨拶はなかったそうです。中田さんに生意気だと苦言を呈す先輩芸人は多く、テレビ関係者からも「扱いづらい」という声も実際によく聞きます。
そこで、勇気を出して毎朝全員に対して、目を合わせながら笑顔で挨拶をするようにしました。たいてい相手のほうがすぐに目線を逸らすので心折れそうになるのですが、めげずに続けていきました。
また、上司に対しては挨拶に加えて、時事ネタなどを使ってひとこと雑談するようにしました。たとえば、
・おはようございます。昨日藤浪選手が活躍してましたね。
・おはようございます。ちょっと肌寒くなりましたね。すっかり秋ですね。
・おはようございます。昨日はとても良い天気でしたね。
こんな感じで挨拶をするようにしました。
その一言で終わることもたくさんありましたが、ごくたまに相手が乗ってくれることもありました。
このようにして、相手に対して話しかけることを意識しながら挨拶をしていくうちに、だんだん周囲の人と目が合う時間が増え、同時に会話も増えていきました。
話しかけられたら感じ良く返事する
何か仕事を頼まれたり、話しかけられたら、相手と目を合わせて笑顔で返事しましょう。
自分が話しかける側だとよく分かるのですが、話しかけたその瞬間はその人にすべて意識を向けています。そういうときに、パソコンのモニターを見ていたり、表情がなかったりすると、気持ちが一瞬で盛り下がります。
私の場合は、上司から話しかけられることが多かったので、上司に対して「はい!」と元気よく返事するようにしました。また、デスクワークをしていたら手を止めて、体を相手のほうに向けるようにしました。そうすると、相手の表情も和らいでいきました。
話しかけられたときに、相手の話をちゃんと聞いているつもりでも、意外に雑な態度をとっていることはよくありますので、気を付けたいところです。
何かやってもらったらその都度感謝の言葉を伝える
感謝の言葉を述べられるかどうかで、関係性は180度変わるといっても過言ではありません。
以前勤めていた職場では、先輩からよく話しかけられ、可愛がられている同僚がいました。
その人の特徴は、なんといっても感謝の言葉の多さです。小さなことでも、その都度目を合わせてはっきりと「ありがとうございます。」と伝えていました。
例えば、
- 会議用の資料を誰かが代わりに印刷してくれたら、「ありがとうございます」
- エレベーターから出るときに先に譲ってもらったら、「ありがとうございます」
- 面談するお客様を部屋に通したら、「ありがとうございます」
- 電話を取り次いだら、電話が終わった後に「ありがとうございます」
と、自然と当たり前のように感謝の言葉を述べていました。こういう人は見ていて気持ちいいですよね。
感謝して人間関係が悪くなることはまずありません。
逆に、やってもらって当たり前だと思っていると、どんどん人が離れていきます。
人の恩に敏感になりましょう。
相手の良いところを見る
長期的な人間関係を構築するうえでは、相手の良さにいかに目を向けられるかが重要です。
職場はプライベートと違って相手を選べない分、自分と折が合わない人がいると、その人の悪いところがやたらと目につくようになります。
しかも、相手と同じ時間を長く共有しているので、ボロが出やすいです。
したがって、相手の良さを積極的に探すようにしましょう。
例えば、
・Aさんは挨拶の声がいつも感じ良いな・Bさんは提出物の誤字脱字がほとんどないな・Cさんは物腰が柔らかくて話しやすいな・Dさんはいつもおしゃれに気を遣っていて素敵だな
などですね。
人間関係が悪くなる場合、たいていは相手の短所が目についてしまっています。
もちろん、なかには誰が見ても短所だろうと思える明確な短所もありますが、それと同時に長所にも目を向けるようになると、相手に対する好意好感が高まっていきます。
つまり、相手の性質に振り回されなくなります。非常に精神衛生状態が良いですね。
仕事で結果を出す
最後はこれ。職場は友人同士のなれ合いの場ではありません。
よく上司も言っていますが、「職場は戦場。上司先輩同僚は、一緒に戦う戦友」です。
人間としての信頼関係も大事ですが、やはり戦力としての信頼関係も重要です。
私も、職場の人間関係が好転した最大のきっかけは、安定的に結果が出せるようになったことです。
良好な人間関係を長期的に築くためには、「こいつは使える」と思ってもらえるような実力をつけていきましょう。
例えば、
- ある分野にめちゃくちゃ詳しくなる
- あるスキルをとがらせる
- 売上を書く
のような感じです。
また、営業職のように結果が数字に表れにくい仕事の場合は、
- 自分は〇〇に詳しい
- 自分は今△△にはまっている
- 自分は今××に問題意識をもっている
などのように、自分の専門性をアピールするようにしましょう。
黙っていても誰かが見てくれる、というのはあまり期待しないほうがよくて、自分から積極的に情報発信することがポイントです。
まとめ:職場の人間関係を良好にできれば、どこでもやっていける
私たちが長い仕事人生の中で、最も多くの時間を過ごすのが職場です。
ずっと接している分、自分の悪い側面もでやすいのですが、小さな「当たり前のこと」を積み重ねていけば、長期に亘って良好な関係性を構築できるでしょう。
会社によって風土やカラーに差はあると思いますが、人間の習性は本質的に同じです。
誰だって、自分にしっかり目を合わせて笑顔を見せてくれると明るい気持ちになりますし、褒められたり感謝されれば好きになります。
当たり前のことをきっちりやって、働きやすい職場環境を自分の手で作っていきましょう。