気が利く後輩が実践している3つのシンプルな習慣をこっそり暴露する
こんにちは。kaakikoです。
うちの会社には「気が利くなあ~」と先輩からみられている後輩が入っています。
彼はまだ若手ですが、任せられている仕事が1年もたたないうちに格段に増えており、同期の中で一番早く出世しました。また、先輩の輪の中にもなんら抵抗感をもたず、スムーズに入り込めています。
そんな彼を観察していった結果、驚くほどシンプルで小さな習慣を実行していたことに気付きました。
そこで今回は、「気が利く後輩」が行っている習慣を3つご紹介します。
今すぐできることばかりなので、ぜひみなさんもやってみてください!
習慣1:全てに「1テンポ」速く反応する
彼は、とにかく反応が速い。パンパーン!という感じで反応します。
たとえば、
- 電話が鳴った時は、ワンコール鳴りおわらないうちに出ている。
- 他部署から「すみません」と呼びかけがあった時は一番速く返事している。
- 誰かがペンを落とした時に、サッと立ち上がって、本人よりも速く拾っている。
速い。とにかくはええええ!!!
普通の人だったら「あれ、これ私がいくのかな?誰かやってくれないかな」と考え込んで1テンポ出だしが遅くなるところが、彼の場合はとにかく初動が人よりも速いんです。
たぶん、身の回りで起こる全てのことに気をまわして、何かが起きたらいつでも出動できる心の準備をしているんだと思います。
いわゆるフットワークが軽い人ってこういう思考をしているんですね。
こういう人は見ていても気持ちいいし、ちょっとしたタスクを頼みやすいと感じます。
雑務も含めて「任せやすい、頼みやすい」と感じてもらえると、どんどん仕事が回ってきます。必然的に周囲の人との会話量が増えて、心理的距離感も近くなります。
そうすると、もう好循環に入ります。
速く反応することで私が感じた変化
私は彼を真似して、自分が真っ先に動いてみました。
例えば、
- 朝の掃除の時間になったら一番最初に掃除場に行ってみた。
- 外部からの電話が鳴ったら即座にとってみた。
- 内線電話が鳴っても即座にとってみた。
- 先輩の講義用アンケートを他部署が渡す前に、自分でコピー機に行って先輩に渡してみた。
このように、「誰がやってもいい仕事」を中心に、いつもより1テンポ速く反応してみました。
結果はどうだったか?
- 「kaakikoさん、これちょっと聴きたいんだけど…」と人から話しかけられる回数が増えた
- 活発に動くことで、「自分が役立っている」という安心感を得られた
- なぜか落ち込まずに済んだ
- 頭の回転数が気持ち上がった
という結果を得られました。
とくに、「頭の回転数が上がった」は個人的に非常に大きいと感じています。
じっと座っていたときは思考も停滞していたのですが、やれ電話やれ顧客対応とくるくる動き回っていると、いつの間にかリズムに乗っていることを実感しました。
ちょうど、ランニングでいうところの「ランナーズハイ」のように、心も体も勢いに乗っていてとても軽いな!と感じました。
習慣2:自分の仕事じゃなくても積極的に手伝う
彼は、自分以外の人がやっている仕事にも意識を張り巡らせて、手伝おうとしています。
うちの会社では、講義に来られた受講生の受付をチーム交代制で担当するのですが、先日の日曜日はたまたま私のチームの人がほとんど出払っていて、私が受付を行う予定でした。
しかし、ちょうど別の受講生の対応が長引いていて、予定よりも5分遅れて受付に行きました。
そのとき彼は、だれにも頼まれていないのに受付をやってくれていたのです。
そして「あ、私やるからもう大丈夫よ」と言ったら、彼は
「あ、そうですか。すみません、お願いします」と申し訳なさそうな顔で返してきたんですね。
あれ、彼は「僕が受付をやる」という意識になっていたのか....?!とその時私は感じました。
別に自分がやらなくていい他人の仕事も自分の仕事とみなして、積極的に手伝おうとする習慣がありました。
習慣3:リアクションが大きい
彼は、会話でのリアクションが大きいです。
表情が非常に豊かという点が特徴的です。
例えば、私と彼が花粉症について雑談していたときの話です。
彼の「僕、花粉症がひどいんですよ」という言葉に、私は「そうなんだあ、でも私花粉症に1度もなったことないんだよねw」と返したら、
「まじですか(チッチッ)」と、あえて(舌打ちしているような)嫌そうな表情と態度でコミカルにリアクションしたのです。
私がさらに「でも私は副鼻腔炎だから、夜しんどいんだよね」と付け足したら、
「ああ、そうなんですね(^▽^)」と妙にうれしそうな顔をしたんです。
なんだかおもしろくなって、「なんで嬉しそうにしてるのよ」とツッコミをいれたら、彼は大笑いしました。
その会話はもう1か月も前に行われたものですが、今でも鮮明に覚えています。
ちょっとした会話に生真面目に返すだけではなく、大きなリアクションをとってきちんと拾ってくれます。話していて気持ち良いですね。
なので、よく先輩との会話も盛り上がっています。
まとめ:気が利く人は細部がすごい
今回は、私の職場にいる「気が利く後輩」が実践している習慣を挙げてみました。
「気が利く人」というと、なんだかすごい才能をもっているように感じてしまいますよね。
しかし、その後輩を観察するうちに、細部のちょっとした工夫の積み重ねが「気が利く人」という印象になっているのだとわかりました。
どれも今すぐにできることばかりですし、やってみるとすぐに周囲からみられる目が変わります。
ぜひやってみてください!