仕事で得をする人が押さえている大原則
こんにちは。kaakikoです。
仕事をしていて、なかなか努力が報われないと感じることはありませんか。
誰だって、どうせ仕事をするのであれば人から感謝されたりやりがいを感じて仕事したいと思います。
今回は、仕事の場面において人から評価されたり感謝されるための大原則を紹介していきます。
仕事の大原則は「出せば入る」の法則
ビジネスでは、積極的に周囲に与える人が、最も人から与えられます。
周囲に与えるとは、物理的な金銭という意味ではなく、活気や気づきを与えたり、積極的に問題解決の手助けをするという意味です。そういう人が一番得をします。
先日、弊社代表を交えて、営業部10名とシステム開発部4名の合同懇親会を開いたことがあります。弊社では営業部とシステム開発部が共同で大きなプロジェクトを行っていて、その懇親会では開発部のモチベーションを上げてプロジェクトの進行を早めることが目的になっていました。
1つの長テーブルの上にフライドチキンやピザを拡げながら各々雑談をしていましたが、人それぞれ振舞いが異なっていました。開発部と積極的に絡んでいる営業部員もいれば、営業部員の内輪だけで盛り上がっている人たちもいました。
その場に同席していた社長は社員をよく観察していて、積極的にエンジニアに絡んで盛り上げている営業社員を、「趣旨を理解していて優秀だ」と非常に高く評価していました。
また、営業現場でも、理屈で買う理由を説得するよりも、笑い合って楽しい関係を構築する社員の方が成約率が高いです。
インターネットの世界でも、優良情報を惜しみなく大量に無料で公開する人のところには、間違いなくファンが集まっています。
このように、自分たちが楽しい思いをするのではなく、相手を楽しませようとする人はビジネスにおいて非常に重宝されます。
もちろん、当然ながらむやみやたらになんでも与えればいい、というわけではありません。
例えば研究開発の世界では、自分のアイディアや研究内容をむやみに公開すれば、あっという間に競合に横取りされていきます。
また、深く考えずに人に金品を贈呈していたら、いつの間にか詐欺に遭っていたということもあるでしょう。
しかし、自分の仕事人生の軸足を「人に与える」ほうにするのか、それとも「もらう側に立とうとする」のかによって、長い目で見ると人生の豊かさは180度変わるでしょう。その大きさは、もはや勝負になりません。
仕事で大きく得をする人は、周囲に積極的に与える人です。
「出せば入る」が仕事の大原則です。
自分のメンツに執着心を持たない
人に与える人になるために、コントロールしなければいけないのが「自分のメンツ」です。特に、相手を喜ばせようとする人は、まず「自分は負けてもいい」と思えるようになる必要があります。
普段親しい相手だったり感情的に好ましく感じている人であれば、言われずとも積極的に与えようとするでしょう。
問題は、親しくない相手に対してどうするかです。
そのような相手だと、喜ばせてもすぐに直接的な評価にはつながらないどころか、自分が損しているような気持ちになることもあります。
例えば、嫌いな上司の自慢話を聴いているときや、言い合いになった同僚に自分から謝るときなどは、自分が一方的に譲歩して相手を立ててあげているという意識を持つ人も少なくありません。「なんでここまでしなきゃいけないの?」と不満や苛立ちを感じる人もいるでしょう。
このように、人に利益や価値を与えようとすると、必ず「自分は相手から何もしてもらっていないのに、自分はたくさん与えている」という状況に直面します。
だからこそ、「負けるが勝ち」と思えるようになる必要があります。
まとめ:仕事で成功するための大原則を常に意識する
仕事をしていたら、誰だって報われたいですし、人から感謝されたりやりがいを感じたいと思います。貪欲に自分の評価を追い求めようとするほど、すぐに返ってこなかったり負けたような気持ちになっても、積極的に人に与えていきましょう。
5年10年後の将来は、必ず後悔のない人生を歩んでいることでしょう。