ココカラゲンキ!

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【後編】【脱・先延ばし癖】今すぐ情報収集をはじめる5つのメモ書き

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みなさんこんにちは。kaakikoです。

 

前回、「今すぐ情報収集に着手できるようになるメモ書きのポイント」をお伝えしました。

 

今回はその続編(後編)です。

 

 

 

メモ書き③:知ると得られるメリットは?

 

3つ目は、知ると何ができるようになるのか?についてイメージをもつことです。

当たり前ですが、メリットがなければ行動はできません。わざわざ時間や気力をかける必要性を感じないため、あとででいいやになりがちです。

ですから、この場合は「知ると何がメリットあるのか?」についてイメージできるまで、数ページメモ書きするとよいでしょう。

実際に、私はこの点をメモ書きして整理することで、これまで手を付けていなかった講座の中身をちゃんと見るようになりました。

 

メモ書き④:どのくらいの分量を、どういう手順でこなすのか?

 

この観点もとても重要です。要は、作業の全体像を明確にすることですね。

ちょっと情報収集から話がずれますが、以前の私は事務作業がとても苦手で、とくにメール送信もやや億劫になっていました。なぜかというと、実にシンプルなのですが、「何人に対して、どれくらいのボリュームのメールを送らないといけないのか?」が分かっていなかったのです。

 

【脱・先延ばし癖】情報収集をロケットスタートさせる5つのメモ書き【前編】 - kaakikoの日記

と少し似ていますが、私の場合は、作業をやるのにどれくらいのボリュームやステップがあるかわからないと、つい過大に感じる傾向にありました。

 

しかし、作業に取り掛かる前にさくっとメモ書きして、タスク全体を整理してからは、先延ばしをしなくなりました。

実際、今日も10人にメールを送らないといけなかったのですが、これまではいつもメールの文面を考えるのにうんうんうなって、結局2時間くらいかかっていました。しかし今日は、メールを送る人全員をメモ書きでリストアップし、「この部分はテンプレでOK」「この部分はちゃんとデータをとらないとだめだから、少し時間かかる。あとにしよう」と区分けすることで、簡単なメールから送るようになりました。そうするうちに気分が乗ってきて、気づけば1時間もしないうちに全てメール送信を終わらせることができました。

ややレベルの低い失敗談ではありますが、「作業の全体像をメモ書きする」は非常に有効な仕事術だと感じています。

 

情報収集をするときも同様です。

どんな情報がどれくらい必要で、それはどこからとってくればいいのか?など、必要な情報収集の全体像がつかめるようになると、非常にスムーズに着手できるようになります

 

メモ書き⑤:で、結局どれくらいめんどくさいの?

 

最後はこれにつきます。つまるところ、どんだけ面倒なのか?が分かることが、先延ばしを撲滅するうえですごく大事だと思います。必要な労力が見積もれないと、過大評価してしまいます。それが自分を苦しめる一番のプレッシャーになっていることも、ままあります。

メモ書き④を実行していけば、メモ書き⑤も必然的に見えてきます。

そういうふうに「現実をちゃんと視る」ことをしていけば、私がいくつか事例に挙げているように、意外に思っているほど大変じゃないということもわかってきます

だから頑張ろうと思えるんですね。

 

終わりに:ゼロ秒思考メモは、「ギネス世界記録級の思考法」だと個人的に思う

 

今回ご紹介した5つのメモ書きは、どれも当たり前に感じるかもしれません。

しかし、実際にやってみると、情報収集も、もちろんそれ以外の業務やタスクについても、初動が抜群に早くなります。

このように先延ばしを撲滅しつつ、「疑問→情報収集→情報整理→納得!」をハイスピードで回していけば、やがて即決即断が当たり前のごとくできるようになる、と信じています。

 

そして、①~⑤の観点を考える方法としては、やはり個人的にお勧めなのはゼロ秒思考メモ書きです。

もちろん、思考するときの方法論は個人の好みです。しかし、ゼロ秒思考メモは、やはり数ある思考方法の中でもかなり完成された方法だと個人的には思っています。20数年間のなかで様々な思考法に触れてきましたが、ここまで自分に相性が合うものは初めてです。

 

このベースがあったからこそ、沈思黙考するのではなくどんどんメモに書くことで、発想を広げることができました。その結果、行動したときに自分なりに学びを見出せるようになったと思います。

その経験でいうと、本当に赤羽さんには感謝してもしきれないくらいです。

 

もちろん、これを読んでいる皆さんのなかで、ゼロ秒思考メモと相性が合わないのであれば、無理して実践する必要はありません。自分に合った他の思考法でいいと思います。万人に合う方法はないので。

いずれにしても、行動に早く着手できるようになりたいとお考えであれば、ぜひ今日ご紹介したメモ書き5つをやってみてくださいね!

 

きっと、先延ばし癖を脱却して、即断即決体質に近づいていけるはずです。

 

★前編も読んでみる